aptitude search の出力内容

search

    コマンドラインで与えられたパターンのうち 1 つ以上にマッチするパッケージを検索します。与えられたパターンのうちいずれかにマッチするパッケージがすべて表示されます。例えば、「aptitude search '~N'」とすると「新規」パッケージをすべて一覧表示します。検索パターンに関するさらに詳しい情報は、aptitude リファレンスマニュアルの「検索パターン」セクションを参照してください。

    -F オプションを与えない場合、aptitude search の出力はこのようになります。

    i   apt                             - Advanced front-end for dpkg              
    pi  apt-build                       - frontend to apt to build, optimize and in
    cp  apt-file                        - APT package searching utility -- command-
    ihA raptor-utils                    - Raptor RDF Parser utilities

    検索結果はそれぞれ異なる行に一覧表示されます。各行の第 1 文字はパッケージの現在の状態を示します。最もありふれた状態は、システムにパッケージが存在した形跡がないという意味の p、パッケージが削除されたがシステムに設定ファイルが残っているという意味の c、パッケージがインストールされているという意味の i、パッケージが仮想パッケージであるという意味の v です。第 2 文字は、パッケージに対して行うよう保存されたアクションを示します (アクションが存在する場合で、なければ空欄が表示されます)。最もありふれた状態は、パッケージがインストール予定であるという意味の i、パッケージが削除予定であるという意味の d、パッケージおよびその設定ファイルが削除予定であるという意味の p です。第 3 文字が A である場合、そのパッケージは自動的にインストールされたものです。

    表示されうる状態やアクションのフラグの完全な一覧については、aptitude リファレンスマニュアルの「パッケージ情報へのアクセス」セクションを参照してください。